2026年7月5日日曜日

大日本物産圖會その14

P14 国立国会図書館デジタルコレクション蔵

P14_1

(読み)

同 國 長鮑製  之圖

どうこくのしせいすのず


あハびの大 小  によりて数 葉

あわびのだいしょうによりてすうよう


を者可り横 よりうすき刃

をはかりよこよりうすきは


もの尓て薄 く\/ とま王し

ものにてうすくうすくとまわし


むきにして豊 後ごさ耳

むきにしてぶんごござに


志起ならへ天本すなり

しきならべてほすなり


故 尓おの\/むしろの目をお

ゆえにおのおのむしろのめをお


びたり本 末 のあるハ束 ぬる

びたりもとすえのあるはたばぬる


可゛由ゑなりさて是 をノシ

が ゆえなりさてこれをのし


といふハむ可し打 あハびと

というはむかしうちあわびと


いひて裁 切 て打 のバし食

いいてたちきりてうちのばししょく


料  となし多る故 也 又 干 飽

りょうとなしたるゆえなりまたほしあわび


うすあハびとも云 此 外 螺蠑 ノ

うすあわびともいうこのほかさざえの


シ海老ノシの種 るゐあり

しえびのしのしゅるいあり

(大意)

(補足)

「同國」、伊勢国。

「横より〜ま王しむき」、桂むき(かつらむき)のこと。

 変体仮名「安」(あ)がたくさんでてきてます。「お」に似ているようで形は異なります。「お」の変体仮名は「於」。

 左から二番目のノシ干しの男の笠や右端の斜めの網、摺りが透かしてあって、なにげに技を見せています。

 

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