P17 国立国会図書館デジタルコレクション蔵
P17_1
(読み)
尾張 國 有 松 纐 り之図
おわりのくにありまつしぼりのず
鳴(ナル)海纐(シ本)りと称(シヤウ)して愛(アイ)知郡
なる み しぼ りと しょう して あい ちぐん
有 松 尓て多 く産 す織(オリ)物
ありまつにておおくさんす おり もの
を鹿(カ)の子立 しぼ八重(ヘ)た
を か のこたてしぼや え た
すき阿るひハ雲 竜 竹 尓虎
すきあるいはうんりゅうたけにとら
の類(ルイ)種(シユ)々 画もやうを纐纈(こうけつ)
の るい しゅ しゅえもようを こうけつ
藍(アヰ)紅 とうにて染 あげ
あい べにとうにてそめあげ
たるもの尓し天最(モツトモ)美也
たるものにして もっとも びなり
綿 布を以 て染 たる物 を
めんぷをもってそめたるものを
浴衣(ユカタ)単衣(ヒトヘキヌ)ホ(トウ)にもちひ
ゆかた ひとえきぬ とう にもちい
ま多絹(ケン)布尓て志ぼり
また けん ぷにてしぼり
たるもの阿り
たるものあり
(大意)
略
(補足)
「鳴海纐」、『なるみしぼり【鳴海絞】鳴海付近に産する木綿の絞り染め。有松絞(ありまつしぼり)。鳴海』。「纐」のフリガナ、「シ」の次が読みは「ホ」or「ボ」なのですが、その変体仮名がよくわかりません。「ヲ」とも読めますけど、さて?
ここの詞書き(ことばがき)にもあるように有名だったようです。葛飾北斎44才頃の作品「東海道 彩色摺 五拾三次」の「奈るミ」にもありました。
御婦人二人の背景にある浴衣の単衣、藍色と薄藍色に白の鶴か鳳凰のよう、このまますぐにヒョイと着ることができそうです。
詞書き背景の色柄が変わりました。



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