P1P2 国文学研究資料館蔵
P2
(読み)
ひん本゛う
びんぼ う
せば
せば
いま
いま
の
の
おもひハ
おもいは
あるまいと
あるまいと
いへ二伝 る
いえにつたわる
さ
さ
く
く
の
の
大
だい
こく
こく
を
を
ひ
ひ
きづり
きずり
のけて
のけて
びん
びん
本゛う神
ぼ うかみ
の
の
ゑぞう
えぞう
を
を
とゝ
とと
のへ
のへ
こよミ
こよみ
の内 の
のうちの
大 の
だいの
あく日を
あくびを
ゑん日
えんにち
として
として
志ん\゛/
しんじん
奈しける
なしける
(大意)
今のような思いをすることはなかろうと、家に伝わる出来の良い大黒様を引きずり下ろして、かわりに貧乏神を絵にした掛け軸をととのえた。暦のうちで一番の悪日を縁日(特別な功徳ご利益がある日)として信心した。
(補足)
よく「満願成就」などと右から左へと書かれて額装されたものがかかげられているようなものを目にします。ここの文章の「さくの大」と同じで、一行一文字と考えれば納得。
床の間のようにしたてて、貧乏神の掛け軸を飾り、手を合わして拝んでいるのは、背中に「萬」とある、この方が萬々先生か。
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