P2 国文学研究資料館蔵
(読み)
「日 月 の
にちげつの
ものさし
ものさし
尓て命
にていのち
の奈かミし
のながみじ
可を者可る
かをはかる
「者んく王のちハ
はんか のちは
人 のやう志゛やう
ひとのようじ ょう
可゛王るうござ
が わるうござ
れバ多ふんみ
ればたぶんみ
じ可い命 可゛
じかいいのちが
うれま春
うれます
と可く奈
とかくな
可゛い以のち
が いいのち
ハ以奈可
はいなか
む起で
むきで
ござり
ござり
ま須
ます
(大意)
「年月の長さを測る物差しで命の長短を測る
「人の集まるにぎやかなところは健康を保つのが難しくございますので、多分短い命が売れます。どちらかといえば長い命は田舎向きでござります。
(補足)
「火」が測っているものさしは「鯨尺」のよう、いくらか長く命を測ることができそう。「木」「土」の二種類の羽織紐が丁寧に描かれています。
0 件のコメント:
コメントを投稿