P6P7個人蔵
P7 個人蔵
(読み)
Momotaro finding that he
excelled every body in strength
determined to cross over to the
island of the devils, take their
riches,and come back. He at
once consulted with the old
man and
(大意)
桃太郎は誰よりも並外れた力があるとわかり、鬼ヶ島へ渡り
かれらの宝物を奪い戻ってくると、決心しました。
すぐに桃太郎は爺と(婆にそのことについて)相談し
(補足)
お婆さんが糸車で綿糸を紡いでいるところです。わたしがこまかな説明をするよりもネットで「糸車 youtube」で調べれば一目瞭然です。左手を回すのに上掛けがじゃまなのでしょう、片方を脱いでいます。
わたしは子どものころ母の実家にあずけられていたとき養蚕の時期に、桑の葉をお蚕さんにあたえたり、蚕玉から絹糸を取り出すお手伝いをよくしたものです。夜寝ているときに聞こえてくるムシャムシャ、ムシャムシャというお蚕さんが桑の葉を食べる音が今でも耳に残っています。
左手で糸車を回して、右手は綿の塊をを引っ張りながら細く伸ばしたあとにすぐ、撚りをかけて丈夫にしてゆくのですけど、その手加減や集中しているさまがうまく描けているなとおもいます。
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