P4 個人蔵
P5 個人蔵
(読み)
she saw that it was a very large
peach. She then quickly finished
her washing and returned home
intending to give the peach to
her old man to eat.
(大意)
とても大きな桃だとわかりました。婆さんはそれからいそいで洗濯をすまし、
爺さんにその桃を食べさせてやろうとおもい、家に戻りました。
(補足)
前頁でお婆さんが桃を引き寄せているときの表情はとても年寄に見えましたが、この頁の桃をふたつに割ったときの顔は喜びでシワもないほどに若返って見えます。
ちりめん本の効果でしょうか、ヒビの入った土壁や柱や窓枠の質感がつたわってきます。
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