2023年4月11日火曜日

The Wonderful Tea-Kettle その19

P16P17 個人蔵

(読み)P17

heard somebody moving in the room,

but when he opened his eyes and

looked about, he could see nobody.

"It was only a dream, I suppose,"

sald he to himself, as he turned

over, and went to sleep again

(大意)

誰かが部屋の中で動き回っている気配を感じたような気がしました。

しかし、彼は目を開けてまわりを見回してみましたが、誰もいませんでした。

「夢だったかもしれないな」ひとりごとをつぶやき、寝返りをうちながら

ふたたび眠りに落ちてしまいました。

(補足)

 有明行灯が目をひきます。明かりの濃淡が寝間の雰囲気を出しています。敷布団や掛け布団のちょっと使い込んだ感じもうまなぁとおもいます。箱枕が敷布団の上ではなく布団を外して外に置いてありますが、このように使っていたものなのか、それとも腹ばいになってまわりに誰かいるのを確かめるために布団からはずしたものなのか、さて・・・

 

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