2023年4月4日火曜日

The Wonderful Tea-Kettle その12

P10P11 個人蔵

(読み)P10

Only look master, your tea-kettle

has got feet and is running about."

"What! What! What! What's

that you say?" asked the priest

again. "The kettle got feet!

What's this! Let me see!"

 But by the time the old man

was thoroughly roused the tea-kettle

had turned into its ordinary shape,

and stood quietly on its box again.

 "What foolish young fellows you

are!" said the priest, "There stands

a kettle on the top of a box, surely

there is nothing very strange in

that. No, no, I have heard of the

(大意)

「和尚様、しっかり見て下さい。あなたの茶釜に脚がはえて暴れまわっているのですよ。

「なに!何!何だって!おまえは何を言っているんだ!」住持はまた聞き返しました。

「茶釜に脚がはえたって!なんてことだ!確かめさせてくれ!」

 しかしそのときまでには、和尚様はすっかり目覚め茶釜はいつもの形に戻ってしまっていて、いつもの箱の上に何事もなかったかのようにのっていました。

 「なんて愚かな弟子たちだ」「いつもの箱の上に茶釜はたしかにあるじゃないか、見た限りいつもとなんらの変化はない。いやいや、わしはすりこぎ棒の両側に羽が生えて飛び去ったという話は聞いたことがあるが、

(補足)

 頁の綴じ側になにか水分の含んだものをたらしてしまったのか、いたんだ跡があります。この絵本の前の持ち主がウトウトしながら読んだときにまさか・・・

 

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