P12P13 個人蔵
(読み)P13
But when the novices rushed to his
help, the kettle at once resumed its
natural form; so, one of them, seiz
ing a stick cried.
(大意)
しかし、弟子たちが和尚を助けにかけつけたのと同時に、茶釜はもとのふつうの形に戻ってしまっていました。そうして弟子たちの一人が棒をつかみ取りながら、
(補足)
たぬきは熱くて目をむいて叫び声をあげていますが、和尚さんも顔がしわくちゃになっても目だけはクワッとひらいてのけぞっているように見えます。
和尚さんの着物の紐の締め方がねじりしめのようで格好いい。茶道具一式が散らばっていますがどれも一つ一つ丁寧に描いています。
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