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(読み)
む可し
むかし
もりん
もりん
じと
じと
いふてら尓
いうてらに
としふる
としふる
ち 可゛満
ちゃが ま
あり
あり
ある日の
あるひの
ことぢ うし
ことじゅうじ
ちやの
ちゃの
ゆを
ゆを
せんと[次へ]
せんと
(大意)
昔、茂林寺という寺に年代物の茶釜がありました。
ある日のこと、和尚が茶の湯をしようと
(補足)
和尚の前には、茶の湯の道具一式がそろっています。
茶釜から脚が出て、しっぽも左になびきながらあらわれ、頭は和尚の方へ正面に向いています。
茶釜の湯は煮立って上に飛び散り、蓋が上方へ高く上がってます。
「としふる」、年経る。
「ある日のこと」、「こと」のフォントがないのですが、合字になってます。「こ」と「と」をひとつにしたものです。濁点がついて「ごと」としても使われます。他の例として「より」が「ゟ」などがあります。
「ぢうじ」、住持(じゅうじ)。寺の住職。住持茶とつなげて読んでしまい、宇治茶というのがありますから、はたとこんなお茶あったっけ?とボケてしまいました。情けない・・・
和尚さん余程驚いたのでしょう、左足の指が6本もあります!!!
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