P.11
(読み)
ミ起゛尓つ起
みぎ につき
百 ゑんそへ
ひゃくえんそえ
おさめ多し
おさめたし
ともふし
ともうし
个る由へ
けるゆえ
ぢ うじ
じゅうじ
も
も
[次へ]
(大意)
右のような事情につき
(茶釜に)百円を添えて納めたい」
と申し出ましたところ
和尚も
(補足)
「ミ起゛尓つ起」、「右」という漢字を使えばよいのにと、余計なことを考えてしまう。
「ゑん」、「ゑ」がでてきたのはこれで2回目。
「ともふし」、字が震えているようでよみずらい。
画工の村井静馬はここの御婦人なんてササッと描いてしまうんでしょうね。
襖の柄がおしゃれです。なんて言いましたっけ、このような柄?
「大明神」、「日」が「目」になってますが、何かわけがあるのかもしれません。
P10P11見開き。
床の間が遠近法で描かれています。
床の間の左側の板、色を置き忘れ、三宝の左半分も、うっかりでしょう。
千両箱はともかく、江戸時代の家屋、部屋にはほとんど家具らしいものはなく、清潔簡素を旨としてました。
0 件のコメント:
コメントを投稿