P.27
(読み)
三 縄飛
さん つなとび
奈ハ尓つら連てとび由き
なわにつられてとびゆき
ま多こ奈多へかへらんと●
またこなたへかえらんと
●春ると起
するとき
てを者奈し
てをはなし
とゞまる
とどまる
べし
べし
(大意)
三 縄飛
縄に吊られて飛びゆき
またこちら側へ戻ろうと
するときに
手を離し
着地する
(補足)
項目名が「ツナ」となっています。しかし、説明文では「奈ハ」。
前頁と同じく、飛び立つ前、空中、着地の3つの姿勢の描写が遠近感を使って上手です。
ひととおり読みすすめてくると、だいたい変体仮名も出つくし、読めるようになってきます。
次回が最後の頁になります。
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