P.22
(読み)
五 直立前後曲折
ご どうぜんごきょくせつ
こぶしをむ年尓
こぶしをむねに
あてゝうしろへそりま多うで
あててうしろへそりまたうで
をのバしまへゝか可゛ミち尓つく
をのばしまえへかが みちにつく
まで尓奈須べし
までになすべし
六 斧伐運動
ろく ふばつうんどう
おのをもちて
おのをもちて
うつごとく奈須奈り
うつごとくなすなり
(大意)
五 直立前後曲折
拳を胸に
あてて後ろへ反り、また腕
を伸ばし前へかがみ、地につく
まで行う
六 斧伐運動
斧を持って
うつように行う
(補足)
変体仮名「年」(ね)がわかりづらいですが、特徴的なので覚えやすい。P.6でも出てきました。
少年の図では「こぶしをむ年尓あてゝ」ません。
拳の回転の動きを示す点線の方向が矢で描かれているのが時代がかってます。
斧で薪割りが普通だった時代、その動作の例えがこれまた、時代がかって愉快。
「ごと」は合字。
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