P.21
(読み)
三 直立左右傾側
さん ちょくりつさゆうけいそく
みぎひ多゛りへ
みぎひだりへ
こしをまげる奈り
こしをまげるなり
四 直立半身環囬
し ちょくりつはんしんかんかい
づのごとくまハ須
ずのごとくまわす
べし
べし
(大意)
三 直立左右傾側
右左へ腰を曲げる
四 直立半身環囬
図のように回す
(補足)
「ごとく」の「ご」と「と」が合わさってひとつの字になってます。
合字(ごうじ)といいます。「より」が「ゟ」となるのと同じ表記です。
これらふたつの運動は、現在では誰もが年齢性別に関係なく、体が固まってしまったときにそれをほぐすときに行う動作でです。
少年が左右に体を傾けている図の表情気持ちよさそうで、コキコキきこえてきそう。
半身環囬の頭の動きの点線があります。
これって歌舞伎にある、なが〜い髪の毛をグルグルまわしてから、大見得を切る場面がありますが、それでしょうか?!
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