P.17
(読み)
十三 伸脚行歩
じゅうさん しんきゃくきょうほ
ひざ越まげず
ひざをまげず
???もゝをおり阿由むべし
ももをおりあゆむべし
十四 髙膝駈脚行歩
じゅうし かうしつくそくぎょうほ
ひざをた可く
ひざをたかく
あげてふミこミつまさきより
あげてふみこみつまさきより
ち尓つけかゝとをふミつくること
ちにつけかかとをふみつくること
奈く口 をとぢ者奈よりいきを
なくくちをとじはなよりいきを
つきひぢを者りてあしのてう
つきひじをはりてあしのちょう
し尓うご可須
しにうごかす
(大意)
十三 伸脚行歩
膝を曲げず
強いてももを折り歩む
十四 髙膝駈脚行歩
膝を高く
上げて踏み込み、つま先より
地につけ、かかとを踏みつけること
なく、口を閉じ鼻より息を
つき、肘をはって足の調子に
動かす
(補足)
十三の二行目のところがわかりません。
「しいて」(し比天 or し以天)のように見えますが、やはり不明。
そうだったとして、「しいてももをおり」の意味は?
「ももをおり」は?
「ももを伸ばす」ならわかりますが。
「を」の変体仮名「越」、次の行に「を」を使ってますが、使い分けは気分次第と理解しています。
十四の説明文は長いですが、読みやすい。
少年の図が両方共に、背筋の伸び具合がよく描かれてます。
動きもよく理解できます。
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