2019年7月2日火曜日

変事出来二付心得覚記 その229




 P.131 最初〜最後まで。「飯能市立博物館所蔵平沼家文書」

(読み)
同 人 申  立 候   通  相 違  無御座 相 聞
どうにんもうしたてそうろうとおりあいちがいござなくあいきき

候   間  、何 卒 格 別 之以
そうろうあいだ、なにとぞかくべつの

御憐慇      御仁 恵 之御沙汰、偏  二
ごれんびんをもってごじんけいのおさた、ひとえに

奉願上候、          以上
ねがいあげたてまつりそうろう、いじょう

      岩鼻附御料所
       武州秩父郡上名栗村
慶應二寅年八月 名主 町田瀧之助
             組頭 半次郎


(大意)
本人が申し立てたことに間違いはないとお聞きして
います。なにとぞ特別の
ご憐愍ご仁恵のあるご沙汰をただただ
お願い申し上げます。以上。

      岩鼻附御料所
       武州秩父郡上名栗村
慶應二寅年八月 名主 町田瀧之助
             組頭 半次郎


(補足)
「以 」以下空白は何度も出てきた平出です。
「御仁恵」、いままでにない単語があらわれました。

このあと数頁にわたり、陳情した宛先とそれぞれの差出人連名が続きます。
まさしく当該村と近々村総出の歎願となっています。


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