2026年4月17日金曜日

日本山海名物圖繪巻之二 その12

P22P23 国文学研究資料館蔵

(読み)

茶 名 物 大概

          可い

ちゃめいぶつたいがい


宇治莖 茶  近 江滋賀  来 筑 前 岩 上  大 和吉 野川 上

  くき      し可゛らき     いハ可ミ

うじくきちゃ おおみしが らき ちくぜんいわがみ やまとよしのがわかみ


駿河ノ安倍 美濃ノ虎渓  近 江越 渓  播 州  粟 賀  仙 霊

   あべ    こけい    ゑつけい      あハ可゛のせんれい

するがのあべみののこけい おおみえっけい ばんしゅうあわがののせんれい


山 城 高 雄 本 葉  同 薄 葉 丹 後ノ草 山

    た可をの本ん者    うす者

やましろたかおのほんば  どううすば たんごのくさやま


同 高 泉 寺 同 明 石 伊勢川 俣  

          あけし   可王者多

どうこうせんじ どうあけし いせかわはた


伊予ノ金 甑   美濃輪違   江 州  一  山  同 厂 音  

   可奈こしき   王ち可ひ      ひとつやま   可り可゛年

いよのかなこしき みのわちがい こうしゅうひとやま  どうかりが ね


同 山吹  同 初 緑

   ふき   者川ミとり

どうやまぶきどうはつみどり


同 春 風 同 㐂撰  駿 河足 久保 日  向茶 数 品 阿り

        きせん    あしく本  

どうはるかぜどうきせん するがあしくぼ ひゅうがちゃすうひんあり


志め木尓て志めて水 氣をとり日尓本すてい

しめきにてしめてみずけをとりひにほすてい


ゆで阿げ多る葉を志め木尓て志める所

ゆであげたるはをしめぎにてしめるところ


(大意)

(補足)

 有名なお茶どころの国と茶銘柄を列記しています。現在でも引き続き生産しているところもあれば、完全に消滅しているところもあるようです。

 老婆は重いものは持てないので、茶葉を日に干す仕事です。他の3人の御婦人の着物の線が今までとはことなって、どこかやわらかくなっているようにみえるのは気のせいでしょうか。

 左隅「志め木尓て志め」て、水が桶からふた筋流れているところのつもりなのでしょうけど、紐のように見えなくもない。

 

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