P6P7 国文学研究資料館蔵
(読み)
大 和御所 柿
やまとごしよ可き
やまとごしょがき
和州 御所 村 より出 柿 の極 品 奈り餘国 尓も此 種
た年
わしゅうごしょむらよりでるかきのごくひんなりよこくにもこのたね
ひろまりて多 し御所 より出る物 名 物 奈る故 尓御所 柿 といふ
ひろまりておおしごしょよりでるものめいぶつなるゆえにごしょがきという
京 木練 柿
こ袮り
きょうこねりかき
山 城 の国 より出 これ柿 の上 品 なり其 外 諸 国 尓毛木練
やましろのくによりでるこれかきのじょうひんなりそのほかしょこくにもこねり
有 近 江美濃甲斐信 濃殊 尓お本し九 州 の地
ありおおみみのかいしなのことにおおしきゅうしゅうのち
柿 の熟 春ること上 方 ゟ
可ミ可多
かきのじゅくすることかみかたより
も早 し渋 柿 尓上 品 阿りさハし柿 と奈して甚 多よ起風 味なり
もはやししぶがきにじょうひんありさわしがきとなしてはなはだよきふうみなり
大 和椑
志ふかき
やまとしぶがき
小柿 なり臼 尓て徒きて柿漆を取 て紙 ざいく尓用 由
しぶ
こがきなりうすにてつきてしぶをとりてかみざいくにもちゆ
(大意)
略
(補足)
「御所柿」、『ごしょがき【御所柿・五所柿】カキの品種の一。奈良県御所(ごせ)の原産という。果実は扁球形で,種が少なく,甘みが強い。大和(やまと)柿』
「木練」、『こねり 【木練り】① 木になったまま熟すこと。② 「木練り柿(がき)」の略』
「さハし柿」、『さわしがき さはし―【醂し柿】渋を抜いた柿。湯や焼酎(しようちゆう)につけて渋を取り去る。たるがき』
「渋柿」、『しぶがき【渋柿】柿の品種のうち,実が熟しても甘くならず,味の渋いもの。醂(さわ)したり干したりして渋を抜いて食用とする。また,柿渋を採る原料とする。季秋』
柿の種類が辞書にこんなにのっているとは驚きました。それほど日本ではたくさんの種類の柿が実り、食されていたということなのでしょう。最近では高値ですっかり高級品となって早々簡単に買うことができなくなってしまいました。
柿の木に二人登って収穫しています。柿の木はゴルフのヘッドになるくらい緻密で硬い樹木で、粘りもそこそこあり何人かが登っても折れることはありません。

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