P4P5 国文学研究資料館蔵
(読み)
越 前 福 井石 橋
ゑちぜんふくゐいし者し
えちぜんふくいいしばし
橋 半 分 は石 尓てつくり半 分 ハ木尓て徒くれ里甚
はしはんぶんはいしにてつくりはんぶんはきにてつくれりはなはだ
奇観 奈り橋 づめ尓当 国 の名 物 とて蓑 笠 を
きくハん ミの可さ
きか んなりはしずめにとうごくのめいぶつとてみのかさを
賣 商 人 有 ◯凡 石 橋 ちいさきハ諸 国 尓阿れ共 大 奈るハまれ也
うるしょうにんあり およそいしばしちいさきはしょこくにあれどもだいなるはまれなり
京 三 條 の大 橋 ハ橋 杭 を石 尓てせらる是 太 閤 秀 吉 公
者しくい
きょうさんじょうのおおはしははしくいをいしにてせらるこれたいこうひでよしこう
増 田
ました
右衛門 ? 長 盛 に命 じて奉行 たらしむ
うえもんのじょうながもりにめいじてぶぎょうたらしむ
則 ぎ本゛うし由尓銘 阿り
めい
すなわちぎぼ うしゅにめいあり
又 甲 州 尓奇異の石 橋 あり徂徠 先 生 の峡 中 紀行 尓見え多り
きゐ そらい
またこうしゅうにきいのいしばしありそらいせんせいのきょうちゅうきこうにみえたり
(大意)
略
(補足)
「京三條の大橋ハ橋杭」、ふたつの「橋」の「呑」の部分がことなっています。
「奇異」、「異」は「己」+「大」。
「ぎ本゛うし由」、『ぎぼうしゅ【擬宝珠】→ぎぼし(擬宝珠)1に同じ』
「峡中紀行」、『江戸中期の儒学者・荻生徂徠が宝永3年(1706年)に甲斐国(山梨県)を訪れた際の紀行文』
今までとは違う絵師が描いたのではないかとおもうくらい(実際、違うかもしれません。脚の構えが今までのものとはことなっています)の出来栄えです。
橋の中央は石ではなく木になっているのがわかります。橋詰ではなるほど箕や笠を売っています。いろいろな身分の人が描かれています。水量も豊富。

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