2026年4月16日木曜日

日本山海名物圖繪巻之二 その11

 

P20P21 国文学研究資料館蔵
(読み)
茶 製 法
ちやこしらえ

茶 の葉を徒ミて是 を折敷 尓いれ箸 尓てち里
ちゃのはをつみてこれをおしきにいれはしにてちり

赤 葉くもの春奈どよくゑりて後 釜 尓て由で阿げ
あ可者
あかはくものすなどよくえりてのちかまにてゆであげ

それを桶 尓いれて志め木尓て志め水 氣をとりて日耳
それをおけにいれてしめぎにてしめみずけをとりてひに

本春なり次 の絵と合せ見るべし 凡  茶 つミ茶 よりハ皆 女  能
ほすなりつぎのえとあわせみるべしおよそちゃつみちゃよりはみなおんなの

所 作奈り宇治能茶 つミとて遠 国 までも其 名高 し故 尓
しょさなりうじのちゃつみとておんごくまでもそのなたかしゆえに

他国 の人 ハ可奈ら須゛見 物 尓来 りていと尓ぎや可奈ること奈り
たこくのひとはかならず けんぶつにきたりていとにぎやかなることなり
(大意)
(補足)
 母は埼玉県北部の農家の生まれで、2022年に102歳で亡くなりましたが、よくお茶の話をしてくれました。母の家でも近所の農家でも、自分の家で飲むお茶は自分の畑で作るのが当たり前だったそうで、実家からはなれてはじめて茶葉を買ったそうです。わたしは小さい頃よく母の実家に何か月もあずけられたことがたびたびあって、祖母からこれがうちのお茶の木だよといわれたのをおぼえています。一坪くらいの所に数本お茶の木が植わっているだけでした。
 折敷(四角いお盆)でゴミなどとりながらおしゃべりの声が聞こえてきそうです。

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