P37 国文学研究資料館蔵
(読み)
銅 山 ふ起金 渡 し方
可奈やま 可ね
かねやまふきがねわたしかた
ふ起あげ多る金 をこり尓作 りて荷物 とし京 大 坂
つく
ふきあげたるかねをこりにつくりてにもつとしきょうおおさか
等 へ出春也 銅 鉄 皆 同 し◯鋼鉄 ハ鉄 をよくきたひ
者可ね
とうへだすなりどうてつみなおなじ はがねはてつをよくきたい
多る也 五車 韻 瑞 尓鋼 ハ堅 鉄 なりとあり刀 釼 をつくるゆえ耳
たるなりごしゃいんずいにはがねはけんてつなりとありとうじんをつくるゆえに
刃金 といふ
はがねという
むしろ包 便 る所
むしろつつみべんずるところ
(大意)
略
(補足)
「五車韻瑞」、『ごしゃいんずい ―ゐんずい 【五車韻瑞】
中国の韻書。一六〇巻。明の凌稚隆の撰。「韻府群玉」にならって経・史・子・集・賦の五部に分け,熟語と出典を示す』
「むしろ包便る所」、便は使のようにもみえますが、おくりがなが「る」なのでどうかと。
ずいぶん大きな竿天秤です。ちゃんと目盛りが手を抜くことなく刻んであります。
第一巻はこれで終わりです。
ことあるごとに絵師の人物等が稚拙であることを述べてきましたが、これはこのBlogの直前の「繪本寶能縷」の絵がきわめて美しかったからでもあります。
この絵師の役割は、鉱山で働く人々や職人さんたちがどのように協働しているのか、諸道具をどのように使っているのかがわかるように描き記したものと考えれば、充分にその役割ははたされているようにおもわれます。
さて、第二巻は農林系加工品となります。

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