2025年12月21日日曜日

江漢西遊日記六 その79

P93 東京国立博物館蔵

(読み)

去りて橋 を渡 里虚空 蔵 の前 能田 楽 茶 や

さりてはしをわたりこくうぞうのまえのでんがくじゃや


へあかり田 楽 ニて酒 を呑ミ个る尓何ンぞ魚  ハなき

へあがりでんがくにてさけをのみけるになんぞさかなはなき


ヤと問ヘハ者やと云 小魚  ニ大 根 を切リ酢ヲかけて

やととえばはやというこざかなにだいこんをきりすをかけて


出し希れ此 地海 遠 ふして魚  なし夫 より梅

だしけれこのちうみとううしてさかななしそれよりうめ


能宮 と云フ処  を横 尓見て桂  の渡 し千 本 通

のみやというところをよこにみてかつらのわたしせんぼんどおり


嶋 原 を見て東 寺尓至 ル此 日終  日 弘 法 大

しまばらをみてとうじにいたるこのひしゅうじつこうぼうだい


師開 帳  寺内 参 詣 多 シ千 手 観 音 堂 アリ

しかいちょうじないさんけいおおしせんじゅかんのんどうあり


後 ロハ薬 師昔 シハ大 伽羅 ニて消  失 しぬ

うしろはやくしむかしはだいがらんにてしょうしつしぬ


碇(イシツヱ)至  て大 きし羅生  門 の趾 アリ夫 より

  いしずえ いたっておおきしらしょうもんのあとありそれより


して本 願 寺能前 を通 り此 邊  漸  く焼 能こる

してほんがんじのまえをとおりこのあたりようやくやけのこる

(大意)

(補足)

「虚空蔵」、嵐山、虚空蔵法輪寺。

「梅の宮」、梅宮大社。

「伽羅」、伽藍。「碇」、礎。

 嵐山からそのままほぼ真東へ、JR京都駅裏の東寺、そして本願寺着。比較的のんびりした京都観光の1日の様子です。

 

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