2024年11月6日水曜日

時代世話二挺鼓 その22

P16P17 国立国会図書館蔵

P16

(読み)

ひで

ひで


さと

さと


いまハ

いまは


やくそく

やくそく


のとを

のとお


里多いり

りだいり


を个川

をけっ


し与し

しょし


うり

うり


すへと

すえと


いふふ多を

いうふだを


者りて

はりて


可へらん

かえらん



のゝ

のの


志り

しり


个れハ

ければ


まさ


かど


大 可ん

だいかん


しやく

しゃく


尓天

にて


七 人 の

しちにんの


す可゛多

すが た


尓於の

におの


\/

おの


やりを

やりを


引ツ

ひっ


さけ

さげ


ひて

ひで


さと尓ついて

さとについて


可ゝる

かかる

(大意)

秀郷「今は約束どおり、内裏からあなたを追い出して、『売据え』という札を貼って帰りましょう」とやかましく言ったので、将門は大激怒して七人の姿になり、おのおの槍を引っさげ、秀郷に突いてかかった。

(補足)

「うりすへ」、『うりすえ ―すゑ 【売り据え】

家屋などを,造作をそのままで売り払うこと。「造作付―ありと」〈滑稽本・浮世床•初〉』

 将門「槍を引っさげて」とありますが、絵にはなく、どうなっているのか・・・ウ~ン🤔。

 

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