2024年11月27日水曜日

江漢西遊日記一 その14

P16P17 東京国立博物館蔵

(読み)

日金 丸 山 ヨリ

ひがねまるやまより


東  ノ方 ヲ望 ム

ひがしのほうをのぞむ

P17

房 州  上総

ぼうしゅうかずさ


真名ツル

まなづる


江ノ嶋

えのしま

(大意)

(補足)

「望ム」、何度も見ているうちにこの「望」のくずし字はなれてきます。ここでは「与」みたいなのが上半分、下半分は「王」のくずし字「己」にみえます。

「真名ツル」、真鶴。

 十国峠からの自作のパノラマ写真はあったのですけど見つからないので、ネットから無断拝借(ゴメンナサイ)。

 ほとんど、同じ位置高度からの眺めになっています。江の島もちゃんと見えています。

 江漢さん立ったまま(野原に座ってたかも)、画帳に筆でサラサラって、あっという間に描いてしまうのでしょうね。

 

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