P4P5 個人蔵
(読み)P4
l'empêcherai-je de vivre encore pen-
dant neuf cent quatre vingt dix neut
ans? Non, non, je ne serai pas si
cruel. Je suis sûr aussi, du reste,
que ma mère n'aimerait pas cela
non plus "
Tout à ces pensées, il rejeta la tortue
dans la mer.
Puis Ourasima s'endormit dans son
bateau; car il faisait alors une de ces
chaudes journées d'été pendant les
quelles tout le monde fait un petit
somme l'après midi. Comme il dor
mait, il vint du fond des flots une
(大意)
浦島は心のなかで「魚は今夜のおかずになるだろうし、この亀だってそうしてもよさそうだし、もっとおいしいおかずになりそうだ。家に帰ってこのかわいそうな亀を殺して食べるなんて無理だよ。それにおれがこの亀の残り999年を失わせてしまうなんてできやしないぞ。無理むり、おれはそんなに残酷な人間じゃない。おふくろだっておれがそんなことをするわけがないってわかってるさ」とおもったのでした。
そして、こんなことをつぶやきながら、彼は亀を海に逃してあげたのでした。
そののち、浦島に起こったことは小舟の中で眠りについてしまったことでした。それはこんなに暑い夏の日々には誰しもが午後の居眠りを楽しんでいたからです。
(補足)
大意ではなくフィクションになってしまったかもしれません。浦島太郎の噺は多くは浜辺で子どもたちにいじめられていた亀を助けるというところから始まります。海で釣り上げたという噺もあるようですけど、この部分どうもうまく訳せんません。まぁだいたいの噺のながれはこのようなところではないかというところであしからず。
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