2022年12月7日水曜日

猫の狂言づ具し(佐藤新太郎)その1

表紙 国立国会図書館蔵

(読み)

猫 の狂  言 づ具し

ねこのきょうげんづくし


(大意)

(補足)

 国立国会図書館デジタルアーカイブには猫の芝居・狂言ものでは「猫の芝居」(明治18年堤吉兵衛版と明治20年版、明治21年版)、「猫の狂言づくし」(明治18年佐藤新太郎版、明治20年沢久次郎版)「猫のしばい」(明治21年小森宗次郎版)がありダウンロードできます。このBlogでもすでにいくつかアップしていて、まだのものはこれからアップする予定です。

 変体仮名「具」(く)はあまり使われることがないような感じですけど、かたちから読むことは難しくなさそう。

 表紙は豆本の命ですからもっとしっかりしてなければなりませんが、上辺がかすれて傷んでいるのは持ち主が愛用したためか、しかし摺りもどこかモワーっとして力強さにかけます。しかし本文のほうの絵もにたような摺りあがりで、このような仕上がりで販売されたのかもしれません。

 

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