2022年12月24日土曜日

猫の狂言津くし(沢久次郎) その7

P10P11 国立国会図書館蔵

(読み)

P10

く?まて

??\/


P11

??

???

おき与め

の者づ

\/


(大意)

これも降参

(補足)

 版元にせかされてでもいたのか、絵師がささっと描いて(絵師の腕は悪くないと思います)、彫師もささっと彫って(同じく腕は悪くなさそうです)、でもって摺師がやっつけ仕事で全部台無しにしてしまった感じです。版元もろくに確かめもせずにそのままゴー。

 ところどころは読めますが、全体がまとまりません。読める方はなんなく読めるでしょうけど、初心者の私には無理です。

 牛車風の大きな車輪があって、送りますから乗ってくださいと誘っていそう。姫の方は乗りたそうながらも、なにか言い訳をしてためらっている様子。勝手に物語が作れそうです。

 

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