2022年6月23日木曜日

祢づミの嫁入(木村文三郎) その9

P6

P7前半 国立国会図書館蔵

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(読み)

Xゐ多る尓者やその

 いたるにはやその


多うじつと奈れバ多ハ

とうじつとなればたわ


らやのむ春めおよ年

らやのむすめおよね


ハ者連のいしやう尓て

ははれのいしょうにて


大 こくやへよめいりを

だいこくやへよめいりを


奈しふうふのさ可づ起

なしふうふのさかずき


さん\゛/くど志うと しん

さんさん くどしゅうとしん


(大意)

(喜んで)いたところ、はやくもその

当日となり、俵屋の娘お米は

はれの衣装で

大黒屋へ嫁入りし

夫婦の盃

三三九度、姑、親類


(補足)

P6の松の盆栽や屏風の松は上手に描けています。盆栽の脚が鼠の後ろ足の太ももに見えなくもありません。

P7文章に読みにくところはなさそうです。

 

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