P14 国立国会図書館蔵
(読み)
たい
たい
しやうね
しょうね
古またやあ
こまたやあ
も乃とも
ものども
おそれる奈
おそれるな
いぬ者里古
いぬはりこ
奈るそようつて
なるぞようって
かゝれといへ者゛
かかれといえば
あまたの
あまたの
ね古とつて
ねことって
かへ志さん
かへしさん
\/
ざん
家内 安 全
かないあんぜん
火乃用 心
ひのようじん
(大意)
大将の猫又(が叫びます)
「やぁ者ども、恐れるな。
あれは犬の張り子であるぞ。討ってかかれ」というと
たくさんの猫はとって返し
さんざんに
(補足)
文章の区切りがわかりずらくて読み下すのにタジタジです。
旗の「家内安全」も「火乃用心」も達筆でないところが好もしい。
大将猫又の顔のアップ、子どもの頃はじめて飼った野良猫のボス猫にそっくりです。懐かしい。喧嘩して勝ったものの尻尾の付け根に負傷して化膿しぐったり弱っていたところを抗生薬で治療してあげました。それからというもの我が家に住みついて家のボスにおさまりました。
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