P6 国立国会図書館蔵
(読み)
あんにた可゛わづ
あんにたが わず
ね古又 を志きたる
ねこまたをしきたる
さう本うたゝ可い志可
そうほうたたかいしが
ね古又 ぜいくつけ う
ねこまたぜいくっきょう
のいてをすく里ねづミ
のいてをすぐりねずみ
と里のたけのゆミを者り
とりのたけのゆみをはり
さん\゛/にいたてける
さんざん にいたてける
「にやんの古と
にゃんのこと
もねへやつら
もねえやつら
どぜ う
どじょう
う奈ぎ
うなぎ
に志ん
にしん
加つぶし
かつぶし
(大意)
予想していたとおり
猫又を大将に猫軍が押し寄せ
双方戦いましたが
猫又勢は屈強の射手をそろえ
鼠捕りの竹の弓で
さんざんに射掛けました。
「ニャンのこと
もねえやつら
(補足)
うなぎ・どじょう・にしん・かつぶしの旗はどれも猫の好物です。
「いてをすく里」、何だろうとおもったら平仮名の「す」でした。「選る」(すぐる)。
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