P10 国立国会図書館蔵
(読み)
かち本古
かちほこ
たる猫 かんぶくろ
たるねこかんぶくろ
「やれ\/たまらぬ\/
やれやれたまらぬたまらぬ
みづ乃よふひ
みずのようい
鼠 と里 石 見銀 山 い多春゛ら物 ハい奈い可\/ とんからし
ねずみとり いわみぎんざん いたず らものはいないかいないか とんからし
鼠 菜(よな)
ねずみな
(大意)
勝ちほこっていた
猫は紙袋
「これはたまらぬたまらぬ。水の用意、用意。
(補足)
幟の上にはそれぞれのお飾りがついています。ネズミ捕りは鼠が入るとパタンと蓋が閉じる仕掛けの箱。石見銀山は毒入り茶碗。とんからしはとうがらしそのもの。いた春゛ら云々はなんでしょう?
その左隣は不明。鼠菜(よな)はわからないながらも当てずっぽう、お飾りは枡?
「みづ乃」、「み」はほぼすべてカタカナ「ミ」ですがここでは平仮名です。
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