P6P7見開き上段前半
(読み)
それを
それを
きゝいぬの
ききいぬの
ついぜん尓
ついぜんに
もちを
もちを
つ可んと
つかんと
可のまつ
かのまつ
でせい
でせい
ろうを
ろうを
(大意)
そのことを耳にして
犬の追善(ついぜん)に餅をつこうと
あの松で蒸篭(せいろう)を
(補足)
見開き全体で文章が展開してます。
「もちを」、「も」の筆の流れがわかります。「し」を書いてそのまま筆は左上へ、そこから右回りに円を書きます。
「可のまつで」、松の木の脇へ犬が埋められてしまったその松の木。
「せいろう」、蒸したりするするときに使う蒸篭、蒸籠です。いつも「せいろ」と発音してます。
P6
婆さんの後ろにあるのは竃(へっつい、かまど)、火がみえます。たすき掛け婆さん、それにしても着込んでいること!
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