P.9下段
(読み)
ち起゛
じき
ちゞいハ
じじいは
奈げき
なげき
可奈
かな
しミ
しみ
せめて▼
せめて
(大意)
(正)直爺は
嘆き悲しみ
(補足)
下段から始まります。
背景の薄鶯色に字がかすれて読みにくいですが、なんとか読めそうです。
「奈げき」、「き」が整った平仮名です。おなじく「せめて」もきれいな平仮名。
囲炉裏の前で煙管をくわえ、すっとぼけた表情の欲張りじじい、体育座りしているのがちょっと愉快。
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