2020年11月5日木曜日

豆本 かち\/山(佐藤新太郎)その13

P.10

(読み)

つく

つく


らせ

らせ


ふたりし

ふたりし


てうミへ

てうみへ


のり多゛し

のりだ し


多゛ん\/とゆく

だ んだんとゆく


本ど尓うさ起゛

ほどにうさぎ


のふねハきぶ

のふねはきぶ


ね多ぬきの

ねたぬきの


(大意)

造らせ二人して海へ乗り出しました。

だんだんと(沖へ)ゆくほどに

兎の船は木舟で、狸の


(補足)

「のり多゛し」、「り」の右側下がかすれてます。

「ふねハきぶね」、「ハ」と「き」の上下がやや重なって少しわかりずらい。

兎が何か紙を狸に見せつけています。船の設計図でしょうか。兎の衣裳が歌舞伎にでてくる役者さんのよう。右下にはすり鉢にすりこぎ棒。何に使うor使ったのでしょう。

 

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