P.10
(読み)
つく
つく
らせ
らせ
ふたりし
ふたりし
てうミへ
てうみへ
のり多゛し
のりだ し
多゛ん\/とゆく
だ んだんとゆく
本ど尓うさ起゛
ほどにうさぎ
のふねハきぶ
のふねはきぶ
ね多ぬきの
ねたぬきの
(大意)
造らせ二人して海へ乗り出しました。
だんだんと(沖へ)ゆくほどに
兎の船は木舟で、狸の
(補足)
「のり多゛し」、「り」の右側下がかすれてます。
「ふねハきぶね」、「ハ」と「き」の上下がやや重なって少しわかりずらい。
兎が何か紙を狸に見せつけています。船の設計図でしょうか。兎の衣裳が歌舞伎にでてくる役者さんのよう。右下にはすり鉢にすりこぎ棒。何に使うor使ったのでしょう。
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