2020年11月20日金曜日

豆本 花さ起ぢゝい(小林英次郎)その10

P6P7見開き上段後半

(読み)

志多つて

したつて


こめをいれて

こめをいれて


いし

いし


うすへ

うすへ


あけれバ

あければ


奈可ゝら

なかから


こ者゛ん可゛

こば んが


多んと

たんと


いで

いで


しと▲

しと


(大意)

作って米を石臼へあけると

中から小判がたくさん出てきました。


(補足)

「志多つて」、仕立てる、だとおもいます。

P7

 蒸籠の木枠を松の木で作りホゾも正確に描いています。中はすだれのように竹を編んでいます。石臼に蒸し上がったもち米を入れている場面。赤い小判がザックザックです。石臼がおもしろい形をしています。

爺さんも婆さんに負けじと着込んでいます。

 

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