2020年11月14日土曜日

豆本 花さ起ぢゝい(小林英次郎)その4

P.2

(読み)

者る可の山 へつれゆ起

はるかのやまへつれゆき


ちを本るゆへ▲

ちをほるゆへ


▲その

 その


ところを

ところを


本る尓奈可より

ほるになかより


いろ\/奈る

いろいろなる


(大意)

はるか遠くの山へ連れてゆきました。

(犬が)地面を掘るので

そこのところを掘ると

中からいろいろな


(補足)

「ところを」、「と」と「こ」がそっくりです。

犬はあまり描きなれてないのか、この角度からの描き方が苦手なのかやや稚拙であります。かわいらしいですけど。

爺さん肩にかつぐ鍬(くわ)がたいそう立派です。

 

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