P.12前半
(読み)
よろこぶをよくふ可
よろこぶをよくふか
ぢゞい可゛まねをして
じじいが まねをして
者いをまくと
はいをまくと
とのさ満の
とのさまの
おやく
おやく
者いり
はいり
しを
しお
ごきん
ごきん
じよ可゛
じょが
(大意)
喜んでいるところを欲ふか
じじいがまねをして
灰をまくと殿様の家来が
入って(捕らえました)。
ご近所が
(補足)
欲ふかじじいがお縄になっている図。役人は六尺棒を地面に、口に捕縄をくわえ正に縛り上げようとするところ、じじいの切羽詰まった表情がとてもリアルであります。
「とのさ満の」、変体仮名「満」(ま)は◯に☓のような形。
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