P.29 7行目〜最後まで。「飯能市立博物館所蔵平沼家文書」
(読み)
一 其 座に居合 せ申 候 者 申 様 ハ、
ひとつ そのざにいあわせもうしそうろうものもうすさまは、
夫 ハ如何 之訳ケと申 候 ハヽ、松 太郎
これはいかがのわけともうしそうらわば、まつたろう
申 様 、書 付 ハ
もうすさま、かきつけは
金 三 千 両 源 左衛門
きんさんぜんりょう げんざえもん
(大意)
ひとつ その座に居合わせた村役人たちがそろって言うには、
これは一体どういう訳なんだというので、松太郎が
書付の内容を説明した。
金三千両 源左衛門
(補足)
一つ書きが急にあらわれました。どういうことなんでしょうか、不明です。
「如何」、頻出です。2点セットで覚えているつもりですが、まごつくことも多いです。
「三千両」、「千」が書き順の関係でどうしても「子」に見えてしまいます。
松太郎が、村役人の前で、額に汗シドロモドロ状態なのが目に浮かびます。
そんな様子はこのあともしばらく続きます。
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