P3 個人蔵
(読み)
柳橋 つ者゛女 左楽 小さん 里朝 小勝
麗々亭 柳橋 柳屋 つ者゛女 徳永 里朝 一徳舟 義蝶 春風亭 柳枝
柳亭 左楽 三升屋 勝治郎 松柳亭 鶴枝 三升屋 小勝 柳屋 小さん
(大意)
略
(補足)
明治中期頃の電気事情はよくわかりませんが、入口脇の灯り看板の中は蝋燭だろうとおもわれます。灯りの濃淡が素敵で寄席文字もいっそう引き立ちます。
入口敷居に3つの盛り塩があります。両脇に盛るのではないのですね。
下足番の奥に漢数字の下足吊るしがあります。いろいろな履物があっておもしろい。でも、どうみても、入場するお客さん全員の下足はあずかりきれないようにみえます。あずけずに自分で持って入る人たちも大勢いたのでしょう。
瓦上の招き看板を見上げているお客さんの姿が、わたしの父方の爺様の姿にそっくりでいろいろおもいだしてしまいます。ほんとにこんな格好でした。
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