2023年11月20日月曜日

THE MOUSE'S WEDDING その20

裏表紙 個人蔵

(読み)

?? 華邨画

(大意)

(補足)

 もう数ヶ月も悩んでいるのですが、「??」部分が読めそうで読めません。う〜〜〜ん。

ねずみがのっているのは打出の小槌。そのまわりにいろいろちらばっている中に蔵の鍵のようなものもあります。なにかを暗示しているとおもうのですが、こちらもう〜ん。

 屏風の縁の角や中央に錺金具(かざりかなぐ)が光っています。

 屏風のまわりの無地の部分が経年変化で変色してしまったのか、このような薄い色をはじめからつけていたのか、屏風の余白の白さとくらべても、どうなのでしょうか。屏風のほうは白い色を塗っているとはおもえませんし、さて・・・

 なお、ちりめん本について最近の研究成果をまとまったかたちで読むことができる資料を下記にあげておきます。

 「寄  稿

弘文社のちりめん本『欧文日本昔噺』 シリーズ誕生の背景― 長谷川武次郎・デイビッド・タムソン・小林永濯の協働 尾崎 るみ」

「寄  稿

弘文社のちりめん本『欧文日本昔噺』シリーズの形成と『西洋昔噺』シリーズの開始

尾崎 るみ」

「寄  稿

長谷川武次郎のちりめん本出版活動の展開 ――『欧文日本昔噺』シリーズが20冊に達するまで

尾崎 るみ」

 

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