P3後半 国立国会図書館蔵
(読み)
◯け連ハあま
ければあま
たの可袮の
たのかねの
いでしを可
いでしをか
のよく者゛り
のよくば り
者゛ゞア
ば ばあ
み天▲
みて
▲ま多その
またその
う春みてかり由き
うすみてかりゆき
もちをつきける尓きた[次 へ]
もちをつきめるにきた つぎへ
(大意)
(餅をつく)と、たくさんの
お金が出てきたのを
あの欲張りババアが見ていて、
また、その臼を借りて行き
餅をついたところ
きた(ない)
(補足)
「け連ハ」、変体仮名「連」(れ)がちょっとわかりにくい。
「可のよく者゛り者゛ゞアみ天」、変体仮名「可」がずいぶんとくだけています。変体仮名「天」(て)がお手本のよう。次の「みて」は平仮名になってます。
小森宗次郎の豆本の人物の顔かたちは面長です。なのでちょっと現在の漫画や劇画の人物のよう。
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