裏表紙 国立国会図書館蔵
(読み)
なし
(大意)
なし
(補足)
長谷川武次郎のちりめん本ではよく裏表紙にこのような影絵のような、または高座で芸人がみせる切り紙のようなものをのせています。木版の絵の細かさもさることながら、このような切絵じたででもひとつひとつの微細なこだわりは徹底していて、そのこだわりゆえ、見る者に見えない部分の想像をたくましくさせます。足元のかすかなうすい緑色は芝地でしょうか。
1900年のCalendarの裏表紙です。
こちらは摺師がぼかしの技をくしして、遠近をだし、なおかつ足元や躍る人々から立ち上る熱気をかもしだしています。
どちらもすばらしい。
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