P2P3 国立国会図書館蔵
(読み)
P2
なりひら
なりひら
かきつ
かきつ
者゛多の
ば たの
きよく
きょく
わ多
わた
り
り
P3
「七 ふ
しちぶ
三 ふの
さんぶの
かね
かね
あ以しや
あいじゃ
(大意)
なりひら(業平)
かきつばたの
曲渡り
「七分三分の兼ね合いじゃ
(補足)
前頁もこの頁も額装にして飾りたくなるような絵です。前頁はお正月に、この頁は梅雨明けの初夏に飾りたい。
業平はもちろん在原業平で、かきつばたの歌が有名だそうです。「からころも きつつなれにし つましあらば はるばるきぬる たびをしぞおもふ」、それぞれの句の頭をつなげるとかきつばた。
ぶんぶく茶釜でもここでも「曲渡り」には傘と扇がかかせません。カキツバタの上を渡るとはなんともオシャレではありませんか。
楽しい絵であります。
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