P8P9 国立国会図書館蔵
(読み)
志ゆ
しゅ
もく
もく
づり\/
づりしゅもくづり
志ゆ
しゅ
もく
もく
こもつ
ごもっ
とも多゛
ともだ
\/\/
P9
「サテ\/
さてさて
さてま多
さてまた
つぎの
つぎの
可る
かる
わざハ
わざは
(大意)
撞木(しゅもく)づり
しゅもくずり〜
しゅもく(すごく)
ごもっともだぁ
「さてさて
さてまたつぎの
かるわざは
(補足)
鐘をつく棒を撞木(しゅもく)といいますが、辞書でひくなり説明されないとわかりません。
首周りにフリルのようなものをつけていて、どことなく衣装も唐風です。
「撞木」を「しゅごく→すごく」にひっかけていると解釈しましたが、まちがっているかもしれません。
左のねずみが右手で扇を指し棒のように使っています。いつもおもうのですが、そのようなときはたいてい扇の要と反対側を持っています。このような持ち方だったのでしょうか。
昨日のブログで、軽業師早竹虎吉のことを少しふれました。一座がどのような軽業の興行をしたかの錦絵や本が残っていて、現在のサーカスやシルクドソレイユも顔負けの出し物をしています。
明治に活躍した早竹虎吉は一座を率いて米国に興行にでかけ、自身は米国でなくなってしまいました。
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