P1後半 国立国会図書館蔵
P1拡大
(読み)
ミ由起ハうぢ川 へふ年
みゆきはうじがわへふね
をう可べ本多る可゛り尓
をうかべほたるが りに
いでし可゛をりふし
いでしが をりふし
ミやぎ▲
みやぎ
(大意)
みゆきは宇治川へ船を
浮かべ蛍狩りに
でかけました。
折しもちょうどそのとき
宮城(麻二郎)
(補足)
「ミ由起」、平仮名の「き」は変体仮名「幾」(き)です。豆本などに使われるのはほとんど変体仮名「起」。見た目は「紀」に似てますが「起」です。
「ふ年」、変体仮名「年」(ね)は古文書などでは「○」+「ヽ」です。ここでは丸まりきれてません。
「う可べ」、「う」と変体仮名「可」(か)はそっくりというかほとんど同じかたちです。
ミ由起さんの五色刷りぐらいの錦絵を見てみたいものです。
0 件のコメント:
コメントを投稿