P6 国立国会図書館蔵
P7後半
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(読み)
ミやぎあそ
みやぎあそ
二郎 こ満
じろうこま
ざハ志゛ろ左衛門と
ざわじ ろえもんと
あう多めあづ満へ
あうためあずまへ
く多゛りこのやどへ
くだ りこのやどへ
と満りつひ多ての
とまりついたての
あさ可゛本のう多尓
あさが おのうたに
きつきあるじ尓
きずきあるじに
とへバち うごくへんの
とえばちゅうごくへんの
きやくのむすめ○
きゃくのむすめ
(大意)
宮城麻二郎は駒沢次郎左衛門と
会うために、東国へ
下りました。この宿へ
泊まり、ついたてに
朝顔の歌があることに気づきました。
宿の主人に尋ねると
中国地方の客の娘
(補足)
「ミやぎあそ二郎こ満ざハ志゛ろ左衛門とあう多め」、名前が連続しています。「こ」が「と」に見えて間沢次郎左衛門とも読めますけど、どうも意味が変。なので大意のようになりました。
「う多尓きつき」、「き」としましたが、変体仮名なのか漢字のくずし字なのかわかりません。
「きやくのむすめ」、無理やり「きゃく」としましたけど、「き」はどうみても変体仮名「連」です。よくわかりません。
琴を弾くみゆき、目をなきつぶしたとありましたが、本当に目が見えなくなってしまったのでしょうか。それと冒頭の秋月弓之助はどうなってしまったのでしょうか。なんだかだんだん話がみえなくなってきました。
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