2022年7月14日木曜日

婦゛んぶく茶釜(木村文三郎) その13

P9後半 国立国会図書館蔵

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(読み)

うち尓ふる可年ハ大 可゛年まふ

うちにふるかねはおおが ねもう


けを奈しふうきの身のうへ

けをなしふうきのみのうえ


と奈り多りこ連ハまつ多くぶん

となりたりこれはまったくぶん


ぶくちや可゛満のお可げ奈りとて△

ぶくちゃが まのおかげなりとて


(大意)

うちに古かね買いは大儲けを

して、財産を持ち身分の高い身の上と

なりました。これはすべて

ぶんぶく茶釜のおかげであるので


(補足)

 浅草の奥山に小屋をかけたとありますが

どうやら野外のようで、中央に大きな木があり

背景は野山にたくさんの屋根が見えます

 文章は読みやすい。

 

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