2022年7月13日水曜日

婦゛んぶく茶釜(木村文三郎) その12

P9前半 国立国会図書館蔵

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(読み)

个゛んぶんぶくちや可゛満のげいづく

げ んぶんぶくちゃが まのげいづく


しといふ可ん者゛んを可け多連バ

しというかんば んをかけたれば


大 ひやう者゛んと奈りあさ可ら

だいひょうば んとなりあさから


个んぶつくんじ 由奈し春こしの

けんぶつくんじ ゅなしすこしの


(大意)

(「新狂)言ぶんぶく茶釜の芸づくし」

という看板をかけたところ

大評判となり朝から

見物のため人が集まり、わずかの


(補足)

 ぶんぶく茶釜の綱渡り。和傘と扇はおきまりの道具。掛け声と鳴り物の音が聞こえてきそうです。

筒くぐりの編み目の描き方がもう一息でした。

「くんじ由」、「群衆・群集」の読みに「くんじゅorぐんじゅ」というのがあるのが知りませんでした。お恥ずかしい。

 

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