P12前半 国立国会図書館蔵
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(読み)
とり多てぶんぶく大
とりたてぶんぶくだい
め うじんとあ可゛め多れ
みょうじんとあが めたれ
者゛志よ尓んきゝおよび
ば しょにんききおよび
ふくろくえんめいをいの
ふくろくえんめいをいの
り个る尓その里やく
りけるにそのりやく
いち志゛るし个れバさん
いちじ るしければさん
(大意)
(祠を)建て、ぶんぶく大明神
と崇めました。人々はそれを聞き及び
福禄延命を祈願すると
その御利益は著しく参(詣)
(補足)
ぶんぶく大明神が座す金とん雲のようなものの尻尾は空の奥、天上へと吸い込まれています。
右脇には鳥居がありその先には茅葺きの建物が、これが祠(ほこら)でしょうか。
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