2022年7月17日日曜日

婦゛んぶく茶釜(木村文三郎) その16

P12前半 国立国会図書館蔵

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(読み)

とり多てぶんぶく大

とりたてぶんぶくだい


め うじんとあ可゛め多れ

みょうじんとあが めたれ


者゛志よ尓んきゝおよび

ば しょにんききおよび


ふくろくえんめいをいの

ふくろくえんめいをいの


り个る尓その里やく

りけるにそのりやく


いち志゛るし个れバさん

いちじ るしければさん


(大意)

(祠を)建て、ぶんぶく大明神

と崇めました。人々はそれを聞き及び

福禄延命を祈願すると

その御利益は著しく参(詣)


(補足)

 ぶんぶく大明神が座す金とん雲のようなものの尻尾は空の奥、天上へと吸い込まれています。

右脇には鳥居がありその先には茅葺きの建物が、これが祠(ほこら)でしょうか。

 

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