P10後半 国立国会図書館蔵
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P11
(読み)
可゛満をへんのうい多しま
が まをへんのういたしま
春可らおてらのぢう
すからおてらのじゅう
もつ尓奈しく多゛されと金 百
もつになしくだ されときんひゃく
りやうをそへて本うのう
りょうをそえてほうのう
し多りぢ うぢもきいの
したりじゅうじもきいの
おもひを奈し本こらを□
おもいをなしほこらを
(大意)
(茶)釜を返納いたします
からお寺の重物にしてください」と
金百両をそえて奉納
しました。住待もありがたいことと
感謝し祠(ほこら)を
(補足)
「ぢうぢもきいのおもひを奈し」、「きい」を調べると奇偉奇異忌諱紀伊貴威貴意などがありました。さてここの文脈からどれだろうと・・・。
P11もこれまた描けるところはすべて精緻に細かく刻んでいます。執念!襖絵は鶴でしょうか。庭の石筒のようなもののそばにある植物は万年青(おもと)?住持の衣装と座布団の立派なこと、大僧正であります。
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